カテゴリ:よかとこですたいNY( 23 )

ワタシ、マフィアのボスあるよ!

フランクシナトラのジャズキャッツたちによる評価は高い。流行歌手であると同時にジャズスイングの雄である彼の存在は多くのミュージシャンに今も尚大きな影響を与え続けている。

というよな前書きはこれくらいにしといて今日はこのまえあったシナトラフリークの集まりでの演奏の様子を写真でどばっと紹介しますね。参加者はみなシナトラ時代の格好、そう、自分が思うシナトラの周りにいる人たちをイメージして正装して、カードをしたり、カクテルをたしなんだり、そして勿論シナトラの曲をバンド演奏で楽しんだり。この日の編成は予算の関係からかビッグバンドではなく、4horns, piano, drums,acoustic bass and vocalというスタイルで。このボーカルのにいちゃんがシナトラフリークでシナトラになりきって陶酔して身体を折り曲げて歌う様はかなりおかしかったです。いやあ、アメリカの「三波春夫でございま〜す!」みたいなのりなんだろうかな。もうひとつ驚いたのがミュージシャンもみなカフスやタキシードにボウタイ、持ってるんだね〜。正装ってアメリカ文化のひとつとしてちゃんと根付いているんだね〜。僕ひとり、学校の発表会のときと全く同じのジッパーつきのギャルソンのくしゃくしゃスーツ(こればっか)でちょっぴり恥ずかしかったです(汗)

この日演奏して思ったこと。シナトラってスイングだけじゃなくて南部のブルースやフォークソングのフィールがベースにあるんだね。シナトラ深か〜〜!ふと気がつくとバンドの中に髭の東洋人がひとり(わたくし)変なマフィアのおっさんに見えてなかったかな?なんちって。
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by senrio | 2011-04-16 14:07 | よかとこですたいNY

アイスクリン ユースクリン

夏がくると思い出す。どこからともなくあのメロデイとともにやってくるアイスクリン屋さん。
今年もあちこちでいろんなタイプを見かけるのだが、あの耳馴染みのあるメロデイが
何の曲だったのかを思い出せないで妙に気持ちの悪い僕。ちゃちゃんちゃらちゃんちゃちゃ、。
アイスクリン屋にもいろいろキャラがある。ひとところに陣取ってじっくりアイスクリンを提供
するものもいれば、高速ですっとばしてより回数を稼ごうとするものもいる。ゆっくりゆっくり
徐々に移動しながらちょこちょこ停まるアイスクリン屋にはつい「待ってくれ」と購買意欲を
そそられることも。
これは夕焼けの公園の入り口でのんびりアイスクリン中のレッド号!夕日の染まりがよくて
写真の一枚も撮りたくなるよね。
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こちらは夜の繁華街で活躍中の青スクリン号!メイン通りにどっしり腰を落ち着けて毎夜の
アイスクリン稼業。僕がNYに来てからほぼ夏のあいだは同じ場所でいつも見かけるのでこちらは
老舗のアイスクリン屋かもしれませぬ。業績、品行、ともに街に認められた超エリートアイスクリ
ン屋かもしれませぬ。アップもごらんあれ。アイスクリンをチョコ液にべろってデイップするの
がアラフィフのわたくし的にはあまりにも豪華で「ありがたや!」的満足感に満たされる一品。
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話は脇道にそれるが、
きのう大きなスーパーマーケットに行ったら玄関のところにチョコ色の肌のラテンの男の子たちが
こぞって腰にリアカーを引いていて、僕をみつけるやいなや近づいて来て(かなり真剣なまなこ)
「アイス?アイスは必要でしょ?アイスアイス!!!食べるよね、アイス!」
お腹がぺこぺこだった僕は「いまはいいよ」って断ったんだけど、あとで「ああいう場合の
アイスは買うべきだったな」とちょっぴり後悔した。「夏のキャッチボール」アイスクリン!
お腹がすいてるとかすいてないとかそういうことに関係なく、「アイスは?」と聞かれたら「イエ
ス!」それでよかったんじゃあないかと。そう思い始めるとやたらに口がアイスクリンモードに
なるから不思議、、、。
多分さっきのミニアイスクリン屋のチョコ坊やに買ったであろうショッキングエメラルドグリーン
のアイスクリンをおいしそうにぺろぺろしながら、ブエナビスタソーシャルクラブにでてきそうな
雰囲気あるおじいchangが僕を追い越して行った。あれ?よくみると彼のはいているパンタロンと
アイスクリンの色がまったく同じ。

さあさ、話を戻してっと、、
さっきの青アイスクリンの老舗の橘家(すでにネーミング)は今夜も繁華街で老若男女に大繁盛。
アイスクリンはこんなふうに手渡しで買うと、小銭を握りしめて駄菓子屋でちゅうちゅう買った日
の半ズボンの自分を思い出す。(今も半ズボンだが)今日はどっかでアイスクリンを買おう。
チョコ色の男の子、同じ場所にいるかな?
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by senrio | 2010-07-30 23:29 | よかとこですたいNY

夏色のあやこ。

新しい家探しで足が棒のようになりながら歩き続けていると偶然日本食レストラン
を発見した。なにげに店先のメニューに目をやると「おやこ丼$11」の文字。
親子好きとしてはたまらない。迷わず条件反射のように店の中へ。

「今の時間、奥の中庭でご飯食べられますか」
ぺこぺこのお腹にありったけの力を込めて笑顔をふりしぼったら、店員は無表情に
メニューを脇にはさみ「来い」と顎で僕を誘導した。なんかちょっと感じ悪い態度の
女子だけど、ま、いい。大好きな親子にありつけるのだから。
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ぎらぎら太陽が照りつける中庭の一席で大きく背伸び
をしていると、水とメニューを店員が持って来たので
「もう決まってます。親子を」と頼んだら案の定、店員はぶっきらぼうに
は〜?という顔をした。
「いや、だから親子丼を。$11の」
それでもいぶかしげに目を細めるので
「丼を、あの、親子丼を、、」と言うと
「we do not have any!(そんなものありません。ぴしゃっ)」
僕のブログを読んでくださってるかたにはおなじみかもしれないが、、
まただ。親子のようであって親子でない。それはなにかと尋ねたら、、、、
「あの〜ほら〜え〜と、そうだあれあれ、あっや〜こど〜〜ん?」
と僕は「や」におもいきりアクセントをつけて発音してみた。
「oh, i see ayako don, right?(ああ、あんたが言ってるのはあっや〜こどんね。)
how many?(何人前?)」
ええ、そのあっやこをを10人前っっておいっ、力士じゃないんだから
何人前って一人に対して聞くな〜〜、ってなことは思っても言えず、
「あん〜〜、(外人風に)ジャスト ワン プリーズ!」
とだけにっこり返した。すたすた厨房へ消える店員。
そうなのだ。この店でも「親子丼」はやはり「あっや〜こど〜ん」であった。
どうやら日本人以外がやっている日本食レストランでは通常に親子は
斉藤綾子、いや文子か、もしや亜矢子か、ってどっちゃでもええY あっや〜こど〜ん
として存在していることがここでも立証された。
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見上げると雲が高速で夏の抜けるような空を走る。風が気持ちいい。冷房の効いた屋内じゃ
なくて中庭での食事を選んでよかった。パラソルに落ちた葉っぱの影、自分の足にかかる
テーブルの編み目模様の影、、、、時折、わさわさ忙しい音をたてて風があたり一面をさらい
また空へ帰って行く。
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さあ、おまちかねだ。
平たいパスタを入れるようなお皿に盛られた「ayako saito丼」が僕の前に
運ばれてくる。僕はスプーンをもらってさっそくのお味見。
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う〜〜んNY名物「あっや〜こ丼」は見事なまでの「ツユダク」
少し出汁が濃いいのだけれど、イタリアンパセリやチェリートマトが乗ってはいるけれど、
扇子くらいの大きさの沢庵3つだけれど、それはそれで、、、、許す!
なんともいえないこのかんじ、
限りなくホンモノに近いフェイクのうら寂しさとデイテイールがいちいち
細かく迷い道していくうちに今度はある種の「ケミストリー」が生まれてきたかんじとが
微妙に僕の舌をノックする〜〜〜。
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「あっや〜こ丼」の濃い味の素がきいた「ツユダク」を最後の一滴まで
たいらげるにはスプーンとお箸を巧みに使って召し上がることをお薦めする。
具も残さずに食べた跡、燦々と照りつける太陽がお皿に反射してこれであなたもこんがり
「夏色のあやこ」
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by senrio | 2010-07-23 23:23 | よかとこですたいNY