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東北リジェネレイション

NPO JaNet主催 東北大震災ベネフィットイベントのお知らせ


東北地方を中心に、東日本に大きな被害を与えた大震災/津波から、早くも2年以上の月日が流れました。その間、日 本全国だけでなく世界中からの支援に寄って復旧が続けられ、少しずつですが、もとの生活を取り戻しつつあるかに 見えます。しかし現実には、いまでも原発汚染、住宅難、瓦礫処理など、解決していない問題をいくつも抱え、また 生まれ育った故郷に帰れない人も多く、まだまだ復興にはほど遠い、といった状況が続いています。
そんな中、悲惨な出来事が風化することを防ぎ、被災地域の「いま」 に目を向け、援助の手を差し伸べようという動きが活発に継続しているのは、歓迎すべきことと言えるでしょう。こ こNYでも、3/11前後に数々の追悼、復興支援イベントが、日本人だけに限らず、多くの参加者を集め開催さ れ、被災者、被災地域への暖かいメッセ一ジを発信しました。
NPO JaNetでも、震災直後の3つのベネフィット・ライブ主催、昨年度の被災各県の合同追悼式開催協力、陸前高田 市を始めとする被災地への義援金の直接寄付などを通し、微力ながら復興のお手伝いをして参りました。そして今年 も、「我々に出来ること」を念頭に、なにをすべきかを考えてきました。その結果、ベネフィット・ライブ及び合同 追悼式への出演を快諾、さらに追悼曲を2曲書き下ろすなど、被災地への想いを胸に積極的に支援活動を行ってきたジ ャズ・ピアニスト、大江千里氏の全面協力を得て、追悼ベネフィット・ライブを4月12日に開催する運びとなりまし た。
当日は、大江氏の演奏に加えて、マスコミでは報道されることのない実情を皆様に知って頂くために、被災県の方に よる現地の現状、復興状況などの報告も予定されております。なお集まった寄付金は、全額被災地へ直接届けられる 他、被災地の復興に役立つ活動に充てられます。
被災地ご出身の方、あるいは被災地にご家族、ご友人がおられる方はもとより、震災の記憶の風化を防ぎ、1日も早い 被災地の復興を祈る皆様の参加を願っております。
NPO JaNet事務局長・理事/Noon Tan Music主宰 中西純
* * * * *
【ライブ当日情報】 ・出演:大江千里デュオ(大江千里:ピアノ/ジム・ロバ一トソン:ベ一ス) ・日程:4月12日(金曜) ・場所:JaNet会館(2 West 47th St. 7th Floor) ・開場:7時 ・開演:7時半 ・7時半~:被災県関係者による各地の震災復旧報告など ・演奏開始:8時 ・演奏終了:9時15分 ・閉演:10時 ・チケット価格(寄付金):$20(学生)/$30(一般) + 各自任意の追加義援金(希望される方のみ) ☆会場では、日本酒、ワイン、ソフト・ドリンク類及び簡単なおつまみ類が無料にて提供されます。
・問い合わせ、チケット予約:中西までメ一ルにて(noontan@earthlink.net)
・主催:NPO JaNet ・協賛:PND Records/Noon Tan Music/Mirai IT Solutions/たてのかわ酒造 ・後援:ほくほく会/兵庫県人会/週刊NY生活


「東北リジェネレイション〜日本には春夏秋冬の季節がある〜」
4/12 またこの日を新たな始まりの日にして明日へしっかり歩を進めたいという気持ちを「東北リジェネレイション〜日本には春夏秋冬の季節がある〜」というタイトルに込めました。日本人が持つ季節感は、常に揺れながら、季節と季節を静かに重ねながら存在する、独特の趣のものです。いまいちど日本の空気、空、風、花、木々、神社、おもいやり、やさしさ、そういったものを思い起こして頂き、語り合えるような時間になればいいなと願っています。
日本人のだれもが知っている心の中に刻まれた四季折々の曲、僕自身この日のために書き下ろす東北へ捧げる曲たちで、「日本への思い」をピアノとベースのデユオで奏でてみます。当日は今を生きる東北のかたたちの心を少しでも音楽で代弁できればなと思います。
ここのところライブで新しい曲をともに生み出しつつある相棒ベースのジムロバートソンを迎え、一夜限りのスペシャルライブ、ぜひご期待下さい。当日はライブ演奏後懇談会も用意されておりますので、限られた時間ではありますが、しばしほっとして頂けるような催しになると思います。みなさまのお心付けは全てJaNetさんを通じて東北のかたたちに届けられます。ぜひみなさん、お越し下さい。
心からお待ちしております。         大江千里







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by senrio | 2013-03-29 23:14

合い言葉は「ミニッツブック!」

ワシントンDCからNYCに帰って来てずっと日本のポップスの
プロジェクトのデモを作り続けているのだが、
ひさしぶりに自分で作ったバッキングトラックに自分の声を
多重録音すると(コーラスとか全部自分で重ねるため)
なんか久々「よみがえり」な感覚があって
きもちいい(笑)

ひとつの作品を
しっかりと何度も見直して聞き直して納得したら、
日本のrecord labelやartistのかたに添付して送る。
そうして、次のプロジェクト
の仕事へと静かに移って行く。

そんな中で事件が起こった。
きのうの夜、実はひとりクアイアをやった作品があった。
自分の声だけで30声くらい多重に重ねたものだったが、
それをituneにflyさせている最中にその事件は起こった。
ちょっと待てよ、もう一回バランスをとってみよう、
そう思いflyするのをcancelしたのだ。その途端、数日間の
すべてやってきたことが一瞬でこつ然と消えてしまったのだ。
再生とかリトリーブとかタイムマシーンとか、ものの
見事に太刀打ちできないほど、僕の作った作品ここ数日の結晶すべてだけが
こつ然と闇に葬られてしまったのだ。

この日、夜にうちでリハーサルがあったのだが、あわてて、
その仲の良いシンガーの人に話して、すべての音をゼロから
やりなおすのに自分で歌う時間がないので、その人に
僕が一回やったことをすべて伝えながら
歌い直してもらった。それが一日たって、今朝、fresh earsで
聞き直した後、何回ものsaveをくりかえし、やっと日本の僕の
窓口のエージェントに送り届けた。はー。なんか夢を見ている
ような体験だった。コンピューターでこの手の事件、おそらく、
15年ぶりくらいだと思う(笑)

いまだにきつねにつままれたようなきもちだが、きっと、
やりなおしてよりよくなってよかったのだろう。すべては必然なの
だから。

そんなこんなの作業の最中に角川の編集者のかたからメールを
もらう。

「いよいよ、明日、日本時間3/28(木)昼12:00に、ミニッツブックが発売になります。
NY時間だと、27日の夜の11時~12時でしょうか。
BOOK☆WALKERストアでは、この時間帯から購入できます。
また、サイトもリニューアルされます。」

ということなので
amazon kindle ストアさっそく自分でも購入を試したら、「日本国外
だと買えません」だって。ちきしょーーー(コウメ太夫)!!!!!!!

http://minutesbook.jp/


みなさん、ぜひ、電子書籍デビューしてみて、
僕のひさびさのロングエッセイ、アメリカ生活のまず第一章を
読んでみてください。

追記:これ、アマゾン kindle ストアです。すぐに僕の新刊がcome upします!
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss_1?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Ddigital-text&field-keywords=9th+note

写真はワシントンDCに行くとき友達にJFKまで送ってもらう
最中に撮影した車の中からの景色。

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by senrio | 2013-03-28 03:51 | ジャズに恋する男達

アコーデイオンカーテンの国境を越えて。

ひょんなきっかけでワシントンDCへ赴く機会が訪れる。八神純子さんとの
共作の「さくら証書」を桜フェステイバル開幕で弾かないかと八神さんご自身
から相談されたのだ。もちろん!ちょうどレコーデイングでNYに八神さんが
いらっしゃっったので、そのあとに一緒に移動させてもらった。
犬を預けたり、パッキングをしたり、戸締まりしたり、、ばたばたとうれしさとが
混じりあいながら準備に追われていると、あっというまに数時間が流れ、
気がついたらすでにドメステイックの小さな飛行機のアイルシートに座っていた。

いま話題のAndy Grammerや山中千尋さんトリオなどの名士たちが出演されている
ことも現地で知った。アンデイなど縁があって楽屋が隣、しかもアコーデイオンカーテンで
仕切ってあっただけなので、しかもそのカーテンの磁石がばかになっていたりもしたもので、
鏡越しに時々目が合ってしまう。
「あ、ども」「あ、こちらこそ」状態。これがなんともいい雰囲気を醸し出す。

「I am happy to be here を日本語で言いたいけどおしえて」
「ここにいれてしあわせです、って言うといいわよ」
あまりにアコーデイオンのこちらが気になったのか、
カーテンを開けたアンデイの質問に純子さんが笑顔でこたえてあげている。
彼とて出演前は緊張である。こればかりは何十年やってようがどんな大きな
会場を経験していようが毎回同じ瞬間が訪れる。

演奏は「さくら証書」そしてソロで八神さんが
「翼」「パープルタウン」僕は最初の1曲を一緒に出て
弾かせていただいた。袖からゆっくりとライトの中に出て行くと徐々にお客さんの顔があらわに
なっていく。思ったよりも日本人のお客さんが少ないような気もしたがほどいい
タイミングでさくらの舞い降りるイントロを鍵盤からはじいてみる。

思えば直前に
ペダルをふむとそのままピアノが動いてしまうのを大道具さんがなおしてくれたり、
譜面台を勝手にかたづけてしまった上手のクルーがいたり小さなアクシデント
があちこちで頻発するが、スタッフ袖にぴたっとはりついたアメリカ人クルーたちと
しっかと手をつないで平常心で瞬間瞬間を乗り切る。
舞台上のたった数分の演奏中にも、劇場に住んでいる「いたずらの神様」がおもいがけない
こそばしかたでトリックをしかけてきたりする。いわゆる「魔が差す」というような。
それを俯瞰で感じながらもそのひとつひとつをクリアしていく。
最後のバースで八神さんの顔をみたら彼女も同じタイミングで
僕のことをふりかえって見られた。八神さん越しに見えたお客様の顔顔顔。
その表情は柔和でみな笑っている。
静かにエンデイングを迎えると、暖かい拍手に包まれて心が抱きしめられる
ようだった。

僕が八神さんに紹介されて袖にはけると、そこに待ってた司会者やスタッフのひとたち
ひとりひとりとぎゅっとだきあう。袖には舞台とは違う別の感動がいつもこっそりと
ぼくたちを待っていてくれる。

全て終えてレセプション会場に向かう途中の横断歩道でふと素晴らしい景色を見た。
心がふるえる。白い月とキャピタルならではの競演。
ワシントンDCに再び来れてよかった、あたたかい人々と出会えて、その人たちに見守られ
ながら、「さくら証書」を八神さんとスカイプで作ったあの原点に
いまいちどタイムスリップしたような、、、気がした。

DCは僕がアメリカ大陸を車で犬と横断中に一回、ビッグバンドの演奏で一回、今回は3回目の
滞在であったけれど、いつの日かあのWarner Theatreの楽屋にまたもどる日がくるだろか。
それはわからないが、あのアコーデイオンカーテンの磁石がどうなっているかもういちど
自分の手でたしかめてみたい。

お世話になりましたすべてのみなさま、ありがとうございました。



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by senrio | 2013-03-26 00:46 | 発展途上症候群

さくら証書

八神純子さんがNYにいらっしゃいました。
いつかNYにてデユオで「せーの」の
レコーデイングしようって言ってた「さくら証書」〜
アルバムバージョン〜が現実となりました。
きのうの朝から
行われものすごくいいものに仕上がりました。
曲の前後にさくらが舞い散るようすを3本の
ピアノのフレーズを混ぜて作りました。
そのあとワシントンDCに最終便で入りました。
今年アメリカにさくらがきて100周年。
さくらフェステイバルのオープニングで
演奏させて頂きます。今日もいい演奏ができるように
心を込めたいと思います。
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by senrio | 2013-03-23 21:35 | 宝物ファクトリー

9th Note はじまるはじまる!

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本が変わります。角川ミニッツブックで
大江千里久しぶりのエッセイ連載が始まります。
3/28 「 9th Note 」
初回は日本からアメリカを目指すまでのくだり。
普通にこの初回を読むと約28minuitsのミニッツブック。
撮り卸しご挨拶videoをyou tubeでご覧ください。
(数日前のセイントパトリックデイに
マデイソンパークあたりで撮りました)
ミニッツブックのブルーのロゴをクリック
してみてください。クリックしたら今度はまた
いろいろクリックして探検してみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=JR_lDy2mj3Q
by senrio | 2013-03-22 16:58 | ジャズに恋する男達